2016年1月20日水曜日

運動特化型に込められた思い①

運動はカラダに良い!スッキリする!ダイエットにもなるし!

2日に1回は見かける健康番組でも、運動がカラダに良いことは当たり前のことのように扱われています。

学生生活を終えると、運動から遠ざかったなあと思います。

多くの人の日常から切り離された運動は、お医者さんから迫られて、もしくはお腹の贅肉と戦うためにあえて行われる活動になっていると思います。



ちょっとここで、人の進化の話を。

人が…
誕生して、700万年。
石器を使い出して、250万年。
火が使われだして、150万年。
言語活動が始まって、3万年。
農耕・牧畜が始まって、1万年。
産業革命が起きてから、300年。
インターネットは20年前から急速な発展を遂げています。


人は、狩猟をするのにも、農耕をするのにも自分のカラダを大いに動かして進化し、歴史を刻んできたことがわかります。

カラダを動かしたら疲れますよね。車や電車がもしなかったらなんて考えると、ゾッとします。

疲れるのが嫌な人は、どうしたらカラダを動かさなくてもよいかを考え続けて、文明というものが発展しました。

人の願いは、この300年、この20年の文明の発展により、叶いつつあるとおもいます。

急速に人は動かなくても生きていけるようになりました。

最新の脳科学で明らかになったことに、「運動は脳を活性化させ、新たな神経細胞をつくり出す栄養をも与えてくれる」ことがわかったそうです。

これはカラダを動かすことによって脳は発達してきたと言えます。

ですが、悲しいかな文明の発展と反比例して、私たちの生活は、脳の発達を止めているとしかいえません。

実は、人の脳はこの急速な運動不足に対応できていません。

人を進化させてきた歴史がそれを許してくれないのです。

脳の未発達が一因と言われる発達障害。

実は最先端を行きすぎた人なのかもしれません。

脳の発達には、「運動しかない」。


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